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日本人におけるがんの原因の寄与度推計(JAPAN PAF プロジェクト)

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2017/07/25 [ 現在までの成果 ] がん罹患・死亡・有病数の長期予測

JAPAN PAF プロジェクトとは?

がんのリスクの大きさを把握する指標として、あるがんのリスク要因の、がん罹患に対する相対危険度が多く用いられています。一方、リスク要因の国全体に与える負担の大きさを考える場合は、国全体でのリスク要因の保有割合を考慮した人口寄与割合(Population Attributable Fraction, PAF)が重要な指標となります。近年日本では、喫煙率やがんに関連した感染症の感染率などが世代・年代によってダイナミックに変化しています。そのため、日本の現状に合う、最新かつ精度の高い人口寄与割合の推計が求められています。JAPAN PAFプロジェクトでは、現在および将来の日本人のがんの主要な原因の寄与度を、最新の科学的根拠を網羅して予測推計し、日本の今後のがん対策へ貢献してまいります。

研究の背景

んは、長期間にわたる環境や生活習慣への暴露が原因となる生活習慣病であることが知られています。がんの発症分布は、地域や社会経済レベルで大きく異なり、欧米の国々で得られた結果がそのまま日本人に当てはまるとはいえません。そのため、国のがん対策には、他の国々ではなく日本人のがんの要因やその保有状況を反映した科学的根拠が必要になります。

研究の目的

JAPAN PAFプロジェクトでは、2015年時点および将来の日本人におけるがんの原因の寄与度を、最新の科学的根拠を網羅してより高い精度で推計・予測することを目的としています。具体的には、がんの予防可能な要因とされている喫煙、飲酒、がん関連感染症、肥満、運動、塩分摂取、野菜・果物摂取、女性ホルモン関連要因、糖尿病、大気汚染について、各部位がんにおけるそれらのリスク要因の人口寄与割合を求め、さらにこれらリスク要因のがん全体における人口寄与割合を推計することをねらいとしています。

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