国立がん研究センターでは、喫煙や飲酒・運動などの生活習慣、肥満度などと、がんをはじめとした生活習慣病の発症率との関係について、10万人以上のデータを収集し20年間にわたり追跡調査を行ってきました。ここでは、その研究結果をもとに、現在のあなたの生活習慣や検査結果から導かれる今後10年の「あなたの循環器疾患発症リスク」を診断します。循環器疾患としては、脳梗塞、心筋梗塞の他、脳梗塞と脳内出血、くも膜下出血を合わせた脳卒中の3つの疾患群のリスクを予測します。さらに、脳卒中の発症リスクをもとに、あなたの「血管年齢」も同時に推定し、血管も加齢している事実を分かりやすく示しました。あなたの生活習慣を見直すきっかけとしてご利用ください。

リスクの算出は
○年齢 ○性別 ○喫煙習慣
○糖尿病 ○血圧 ○降圧剤服用
○身長と体重から算出されるBMI(Body Mass Index = 肥満度)
○HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪(トリグリセリド)
をもとにおこないます。
(LDLコレステロールと中性脂肪の値がわからない時は、総コレステロールの値で代用できます。)