この調査研究について

ここで算出される危険度はこれまでの研究成果を参考に計算した値です(引用文献:田中ら Preventive Medicine)。年齢は40~69歳の範囲で設定されています。なお、この喫煙・飲酒・BMIの3つの組み合わせですべてが決まるわけではありません。がんや循環器の病気には、食事や運動習慣、家族歴、血圧値、脂質値など、重要な要因は他にもありますが、今回は考慮にいれていません。また、過去にがん・循環器の病気にかかったことのある方についてはこの結果は当てはまりません。担当医師の指導を優先してください。
また、喫煙や飲酒をやめた人のリスクは便宜上もともと吸わない、飲まない人と同じとみなされ計算されるため、実際のリスクより低く計算されます。
今回の結果は一般の方向けへの試みとして運用を開始しています。今後のより詳細な研究により、結果が変わることがあります。

国立がん研究センター がん対策研究所では、喫煙や飲酒などの生活習慣と肥満度など、がんや循環器の病気に関係が深いとされてきたものと実際の罹患率について、20年間にわたり10万件のデータを対象に調査研究を行ってきました。
ここではその研究結果をもとに、現在のあなたの生活習慣から導かれる今後10年の「あなたの罹患リスク」を判断します。またあなたと同年代の「健康な習慣のグループ」および「不健康な習慣のグループ」と比べて、あなたの罹患リスクがどのような位置にあるのかが示されます。
あなたの生活習慣を見直すきっかけとしてご利用ください。


リスクの算出は

  • ○年齢
  • ○性別
  • ○喫煙習慣
  • ○飲酒習慣
  • ○身長と体重から算出されるBMI(肥満度)

をもとにおこないます。

以下の質問に答えてください

計算に必要な数値の入力、もしくは選択肢からあなたの状況:習慣行動にいちばん近いものを選んでください。


※選択してください

Q1あなたの性別は?

※選択してください

Q2あなたの年齢は?(選択してください)

※入力してください

Q3現在の身長は?(半角数字で、小数点以下は四捨五入し整数を入力してください)

cm

※身長は半角数字で入力してください。

※身長と体重の組み合わせが適用範囲外です。確認し、入力し直してください。

※身長が適用範囲外です。確認し、入力しなおしてください。

※入力してください

Q4現在の体重は?(半角数字で、小数点以下は四捨五入し整数を入力してください)

kg

※体重は半角数字で入力してください。

※体重が適用範囲外です。確認し、入力し直してください。

※選択してください

Q5生まれてからこれまでに、合計して少なくとも100本以上のたばこを
吸っていますか?

  • →Q8へ

※「はい」と答えた方は、Q6に進んでください。
※「いいえ」と答えた方は、Q8に進んでください。

※選択してください

Q6現在もたばこを吸っていますか?

※「やめた」と答えた方は、Q8に進んでください。

※選択してください

Q7Q6で「吸っている」と答えた方は、1日何本吸いますか?

※選択してください

Q8現在お酒を飲みますか?

※「やめた」「飲まない」と答えた方の質問はここまでです。

※選択してください

Q9Q8で「飲む」と答えた方はどのくらいの頻度で飲みますか?

※選択してください

Q10Q9で「週に1日以上」と答えた方は1日に飲む、もっとも普通の
組み合わせを選んでください。

日本酒で
(1合180ml)
焼酎または泡盛 原液で
(1合は180ml。チューハイ350ml缶1本は0.7合と換算してください)
ビールまたは発泡酒 大瓶で
(大瓶1本は633ml。中瓶または500ml缶は0.8本、小瓶または350ml缶
 を0.6本と換算してください)
ウィスキーまたはブランデー シングル1杯で
(シングル1杯を30mlとしています)
ワイン グラス1杯で
(1杯60mlのグラスとします)

入力したデータを確認してください

Q1

性別:

Q2

年齢:

Q3

身長:

Q4

体重:
➡ あなたのBMI(肥満度)は です
BMI=体重kg/(身長m)2 小数点以下を切り捨てて整数として求めています。

Q5

喫煙習慣:

Q6

現在もたばこを:

Q7

1日に 吸っている

Q8

飲酒習慣:

Q9

飲酒の頻度:

Q10

➡ あなたの週あたりのエタノール摂取量は です

診断結果

あなたの生活習慣(喫煙・飲酒・BMI)を現在のまま続けた場合、 今後10年の間にがん・循環器の病気になる危険度は以下のようになります。


あなたのがんになる危険度

あなたの循環器の病気になる危険度

同年代のもっとも健康な習慣のグループと比較すると…

がん、循環器疾患の危険度にその他の要因で亡くなる危険度を加えると、もっとも健康的な習慣のグループと比較して危険度が高いことがわかりました。言い換えると、喫煙・飲酒・肥満度の3つの生活習慣の改善で危険度を最大減らすことができます。

  • がん
  • 循環器の病気
  • その他の原因

不健康な習慣のグループ

喫煙
飲酒
BMI

あなた

喫煙
1日
飲酒
BMI

健康な習慣のグループ

喫煙
飲酒
BMI

アドバイス ここを変えてみましょう!

喫煙は多くのがんや循環器疾患のリスクを上げることが分かっています。少量の飲酒は健康によいとする報告もありますが、BMIは

リスク軽減シミュレーション

次のページでは、スケールを用い、あなたが同じ性別・世代の「健康な習慣のグループ」と「不健康な習慣のグループ」の間でどの位置にいるかを示します。「現在のあなた」の項目のなかで、体重・1日の喫煙本数・1週間のエタノール摂取量(つまり飲酒量)の数値を、変えて入力すると、スケール上での「あなた」の位置が動きます。現在の生活をどの程度改善したら、リスクが軽減できるのかを探すシミュレーションをしてみましょう。

「現在のあなた」の項で数字を変えると、下のスケールの「あなた」の位置が変わります。

性別:
年齢:
身長:

健康なグループ

体重:
BMI:
喫煙:
飲酒:

現在のあなた

体重:
BMI:
喫煙:
1日
飲酒:
週あたりのエタノール摂取量
0g
換算

不健康なグループ

体重:
BMI:
喫煙:
飲酒:

健康なグループ

健康なアイコン

不健康なグループ

不健康なアイコン
あなた
あなたのアイコン

デフォルトのアイコン

メーターのイメージ

リスク軽減シミュレーション

これまで続けてきた習慣を変え、それを新たな習慣として定着させるためには、根気と努力が必要です。まずは取りかかりやすいところから生活習慣の見直しをすることが大切です。下のポイントのうち、取り入れやすいものからはじめてみましょう。なお、これまでの習慣を改善してから効果が現れるのには時間がかかります。また、これまでの習慣の影響が完全に除かれない場合もあります。


  • ○ たばこを吸わないようにしましょう。禁煙のための目標をつくりましょう。
  • ○ お酒を飲みすぎないよう、注意が必要です。お酒の種類や飲み方を工夫してみましょう。飲む習慣のない方は無理に飲む必要はありません。
    →各種酒類とエタノール量
  • 「日本人のためのがん予防法」で示されている適正BMIも参考に、体重を管理しましょう。なお、適正範囲より低体重の方で、喫煙習慣や持病がある方はそちらの改善・治療を優先してください。

日本人のデータから得られた知見を総合的に評価し、がんを予防するための生活習慣を「日本人のためのがん予防法」としてまとめています。 参考になさってください。


がん対策研究所では、この研究によって得られた、性別・年齢・喫煙・飲酒・BMIの各要素から導き出される、がん・循環器の病気の危険度の数値を、緑(危険度が低い)~赤(危険度が高い)に色分けをした一覧表を作成しました。この一覧表から、がん・循環器の病気にかかる危険度の高低を左右する傾向を概観することができます。どのような要因が危険度をあげていくのか、その大きな傾向を表から読み取ってみましょう。

各種酒類とエタノール量

以下は、質問票のQ10であなたが答えた、お酒を飲むパターンです。お酒の種類と量、飲む頻度を変えてエタノール量の変化を見ながら、シミュレーションに反映してみましょう。

※ ( )内はエタノール量

日本酒

日本酒イラスト
1合 180ml(23g)

焼酎・泡盛

焼酎イラスト
原液1合 180ml(36g)

チューハイ

チューハイイラスト
1缶 350ml(25g)

ウィスキーまたはブランデー

ウィスキーイラスト
シングル 30ml(10g)

ビールまたは発泡酒

大びんイラスト
大びん1本 633ml(23g)
中びんイラスト
中びん1本 または 500ml缶1本(18g)
小びんイラスト
小びん1本 または 350ml缶1本(14g)

ワイン

ワインイラスト
グラス 60ml(6g)

飲酒の頻度が「月1~3」を選択した場合は、1回の摂取量に関わらず「ときどき飲む」と表示されます。

エタノール量
0g ×
 = 0g

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