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胃がんエコロジカル研究

研究の方法

対象地域は、岩手県二戸(1市4町村)・秋田県横手(1市7町村)・長野県佐久(1市8町村)・東京都葛飾北(葛飾区の一部)・沖縄県石川(2市5町村)の5保健所管内で、特に胃がん死亡率において約3倍の地域較差が認められます。

各地域より40歳代男子170〜195名を住民台帳より無作為抽出し、その配偶者と共に調査への協力を依頼しました。協力者全員に、健康診断・面接質問調査・血液および随時尿の採取を実施すると共に、24時間尿の採取と国民栄養調査方式の秤量法による食事記録調査を男女各30名程に行いました。採取した血液は、血球・血清・血漿・リンパ球層に分離し、超低温で分析まで保存しました。

調査時期は、食品摂取における季節変動などを考慮に入れ、1月から3月の冬季に限りました。

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