研究プロジェクト名
電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業(6NCコホート連携事業)
Japanese National Center Cohort Collaborative for Advancing Population Health
本研究事業の使命
単一疾患予防にとどまらない、健康寿命延伸の要因の解明に向けた6NC研究連携基盤の構築。
事業概要
2017年より、6つの国立高度専門医療研究センター(国立研究開発法人国立がん研究センター、国立研究開発法人国立循環器病研究センター、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、国立研究開発法人国立成育医療研究センター、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター)において、この使命のもと、6NCの公衆衛生・予防医学分野研究者が協働する疾患横断的取組として始まりました。
現在、各センターで実施されているコホート研究の相互・統合利活用によって、エビデンスづくりの連携や疾患横断的予防指針・提言作成の共同作業が進められています。
また、本研究事業では、新たなエビデンスの創成、基盤構築やデータ・知識の共有のみならず、疫学・公衆衛生の若手研究者の育成、政策提言も行ってまいります。
各センターで実施されているコホート研究
コホート研究名 | 対象人数 | 対象疾患 |
---|---|---|
多目的コホート研究(JPHC Study) | 約13万人 | がん・循環器・糖尿病等 |
次世代多目的コホート研究(JPHC-NEXT) | 約11.5万人 | |
がん検診受診者研究 | 約1.5万人 | がん |
吹田研究 | 約0.8万人 | 心筋梗塞・脳卒中等 |
職域多施設研究(J-ECOHスタディ) | 約10万人 | 労働者・生活習慣病 |
老年症候群に関する大規模コホート研究(NCGG-SGS) |
約3.9万人 |
老年症候群等 |
老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA) | 約0.4万人 | 認知症・運動器障害等 |
成育母子コホート | 約0.2万人 | 小児疾患・成育環境等 |
成育コホート | 約0.2万人 |
事業概要図