研究チーム体制
次世代多目的コホート研究実施のための体制づくり
研究を円滑に推進する研究チーム体制の確立
現地調査(フィールドワーク)を実際に行うチームです。各地域の実情に即して研究計画を実行します。対象候補者に研究についてお知らせし、理解を得て、ひとりでも多くの方に研究に参加していただくことが、この研究の質を高め、支える土台をつくります。また、長期にわたり追跡情報を収集する、地域における研究の拠点となります。
研究計画をたて、予算を獲得し、それが各地域研究チームによってスムーズに実施できるように事務的な支援を行います。研究の命ともいえる大切なアンケート情報や追跡情報を含む研究資料を中央で厳重に維持・管理します。さまざまなレベルの会議を招集し、研究を円滑に運営するための意思決定を促し、決定に応じて各分野のマネージメントを行います。
個人情報から切り離された研究資料を用いて解析を行います。本来の目的である要因と疾病の因果関係を解析するためのデータの蓄積には10年以上がかかります。それまでに、まず調査の精度を調べる妥当性研究や、調査結果についての横断的なデータ解析による報告書を作成します。また、研究計画の立案、資料の解析の準備、国内外コホートとの連携も大切な仕事です。