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多目的コホート研究(JPHC Study)

共同研究の提案について

多目的コホート研究データ・試料の利用による共同研究の提案について

多目的コホート研究は、厚生労働省がん研究助成金(1989-2010年度)、国立がん研究センター開発研究費(2011年度~)の助成を受けて、1990年から全国11保健所管内に在住の40-69歳地域住民を対象に、生活習慣に関するアンケートデータおよび血液などの試料を取得し、追跡研究において疾病罹患情報(がん、循環器疾患、糖尿病)を収集しています。

国内の外部研究者が共同研究を実施した事例はこれまでもあり、多目的コホート研究のデータ・試料を用いた共同研究をご希望の研究者は以下の手続きで共同研究が可能となる場合があります。

尚、多目的コホート研究では、データ・試料の分譲は行っておりません。

1.共同研究をご希望の、研究テーマ、仮説、背景、期待される結果、想定している統計学的手法、これまでの研究業績、獲得した公的研究費実績を、コホート事務局までメールでお送りください(jphcadmin@ml.res.ncc.go.jp)。共同研究を実施するにあたり、成果物として、査読あり国際雑誌での論文公表を行うことが求められるため、これまでの研究業績および共同研究実施のための採択あるいは申請中の公的研究費を明示してお送りください。

2.コホート事務局で、現在進捗中の研究、および、過去の刊行物と重複していないことを確認のうえ、コホート運営委員会において審査致します。

3.コホート運営委員会での承認を受けたあとで、国立がん研究センター倫理審査委員会で計画書の変更申請を行います。その後、研究者の施設において提案した共同研究計画書について倫理審査委員会での承認を受けてください。

4.データ移行に関する覚書を交わします。

5.共同研究による研究が開始され、共同研究者による解析、論文化が行われます。共著者は、個別の相談となりますが、原則として、共同研究機関の解析・論文化実施者(5名程度)に加えて、多目的コホート研究関係者が加わります。

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