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多目的コホート研究(JPHC Study)

2020/1/30 大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-

JPHC研究からの論文発表のお知らせ

 

多目的コホート(JPHC)研究から、大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連についての研究の結果が発表されました。

この論文の状況は以下の通りです。
BMJ 2020年1月29日公開

 

大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連

今回の研究では、45−74歳の男女約9万人の方々を、約15年間追跡した調査結果にもとづいて、大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連を調べました。

大豆にはたんぱく質や食物繊維、ミネラル、イソフラボンなどの様々な成分が含まれています。特に納豆や味噌といった発酵性大豆食品は、加工中にこれらの成分の消失が少ないことから、健康状態に良好な影響を与えることが報告されています。今回の研究では、食事アンケート調査の結果を用いて、総大豆食品・発酵性大豆食品の摂取量を計算し、その後の死亡との関連を調べました。

総大豆食品の摂取量には死亡リスクとの明らかな関連は見られませんでしたが、男女ともに発酵性大豆食品の摂取量が多いほど、死亡全体のリスクの低下がみられました。

本研究の結果から、発酵性大豆食品の摂取量が多いと死亡のリスクが低くなる可能性が示唆されました。

 

詳しくは、概要版をご覧ください(2020年1月30日公開)。

 

大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連

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