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多目的コホート研究(JPHC Study)

リサーチニュースについて

JPHCリサーチ・ニュース刊行のお知らせ

多目的コホート(JPHC)研究事務局(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部)では、今年度より、皆様に向けてリサーチ・ニュースを発信することになりました。

JPHC研究とは

がんをはじめとする生活習慣病の予防には、どのような方法が適当なのでしょうか。JPHC研究は、より確実な科学的根拠を得るため、日本の地域住民約14万人を対象に1990年にスタートした大規模な研究プロジェクトです。これまでにベースライン調査、5年後および10年後調査を終え、さらに2012年に向けて追跡調査を継続中です。また、これまでに得られた研究結果を、すでに、いくつか発表しています。 詳しい情報は、ホームページ背景・目的研究方法)をごらんください。

多目的コホート研究の結果について

多目的コホート研究は、日本で実施された最も長期的で大規模な観察型の研究の一つです。疫学研究の中ではより信頼性の高い方法で行われ、あるテーマについての結論を導くための科学的根拠の一つとして参考になると考えられます。 しかし、まず、観察型の研究の限界として、結果を見えにくくするさまざまな要因(偶然、偏り、交絡)をすっきりと排除することができないという問題があります。多目的コホート研究の結果が他のコホート研究と結果が一致しないこともありますし、観察期間や対象の取り方によって結果が変わってしまう可能性もあります。 また、ある結果が観察されたということは、逆にその結果の実現によって目的が達成できることと同じではありません。その確認には、研究を介入型の試験という次の段階に進める必要があります。また、あくまで一つの基礎的な医学論文による報告であり、そのまま広く応用できるという段階のものではありません。応用のためには、さらに、いくつかの科学的根拠を総合的に評価した上で作成された指針(ガイドライン)を参考に、性別、年齢、ライフステージなどそれぞれの背景に応じて、健康に良い面と悪い面のバランスを考えた上で、生活に取り入れるというステップが必要です。 詳しくは、次のホームページをご覧ください。

リサーチ・ニュースを受け取るには

私たちの研究にご興味をお持ちの方でしたら、どなたでも、ご希望のe-mailアドレスにメッセージをお送りいたします。「リサーチ・ニュース希望」とご明記のうえ、ご希望のメールアドレスをJPHC事務局までお知らせください。

リサーチ・ニュースの配信を止めるには

ニュースの受け取りを止める場合には、お手数ですが、「リサーチ・ニュース終了」とご明記のうえ、お受け取りになっていたメールアドレスをJPHC事務局にお知らせください。

リサーチ・ニュース、ホームページの二次利用について

リサーチ・ニュースやホームページの記述を印刷媒体、デジタル媒体、放送等で利用される場合は、必ず事前にJPHC事務局にご連絡ください。

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