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2010/2/17 イソフラボンと肺がん イソフラボン摂取量計算の換算ミスについて

2月5日付けでHPに公開となったイソフラボンと肺がんの概要版で、論文の補足説明として付加した記述に間違いがございましたので訂正いたします。慎重に対応しな くてはならない部分でこのような間違いをしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

誤)「男性で27%、女性で23%ほど過小評価されていました。」

正)「男性で7~24%、女性で25~45%過大評価されてい ました。」

訂正済みの記述は、以下の通りです。

※摂取量の推定値について:
今回の研究では、対象者に実施された食物摂取頻度アンケート調査から、各グループのイソフラボン(ゲニステイ ン)の一日摂取量を算出すると、男女とも最も少ないグループの平均値は9mg、最も多いグループの平均値は48mgでした。(イソフラボン約12mgは豆 腐で40g・納豆で1/3パックに換算されます)。それらの値は、対象者の一部に実施されたより直接的な食事記録調査から算出された値と対比すると、男性 で7~24%、女性で25~45%過大評価されていました。
コホート研究などで用いられる食物摂取頻度アンケート調査は、摂取量による相対的なグ ループ分けには適しますが、それだけで実際の摂取量を正確に推定するのは難しく、また年齢や時代・居住地域などが限定された対象集団の値を一般化すること は適当とは言えませんので、ここに示した摂取量はあくまで参考値にすぎません。

この間違いは、論文に発表した数値よりも、より実際に近い値をご案内しようとして、そのもとなる食事に関するアンケート調査(5年後調査)を、別の 調査(ベースライン調査)と取り違えてしまったために生じたケアレスミスです。
今後は、同じ間違いを繰り返さないよう、十分にチェックを行ったう えで情報公開することをお約束いたします。

ホームページに掲載された概要版をご覧ください。
イソフラボン摂取と肺がんとの関連について

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